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経験の浅い部署にいても 職員の皆さんがあたたかくサポートしてくれる

「その人らしい生活」をどのように実現していけるか

私は現在、地域包括支援センターで介護支援専門員として働いています。
主な仕事は、担当しているご利用者様の希望や「どう生きたいか」といった思いをしっかりと受け止め、それをケアプランに反映させていくことです。単なる支援ではなく、利用者様一人ひとりの生き方に寄り添い、「その人らしい生活」をどのように実現していけるかを常に意識しながら日々の業務に取り組んでいます。そうした視点を持つことが、自分の仕事の大きな軸となっています。
私がこの会社に入職したのは平成16年。きっかけは、祖母が自宅で祖父の介護をしていた姿を間近で見たことでした。その時、「こういった仕事は若い世代がもっと関わっていくべきなのでは」と思い、少しでも力になりたいという気持ちで福祉の道を選びました。
介護現場での経験は長く、これまでに特別養護老人ホーム、グループホーム、デイサービスなど、さまざまな現場を経験してきました。それぞれの現場で多くを学び、今は地域包括支援センターという新しい分野で挑戦を続けています。
もちろん、現場は決して楽なことばかりではありません。身体的・精神的なケアはもちろんのこと、ご家族へのサポートも大切な要素であり、時にとても難しさを感じることもあります。しかしその分、やりがいも大きく、困難の中にある達成感や喜びが、日々の原動力となっています。

人間関係が良好なことも、この職場の大きな魅力だと思います

資格を取得し、ケアマネジャーとしてステップアップできたことも、自分にとって大きな成長だと感じています。それと同時に、ご高齢の方やご家族と関わること自体が「自分に合っている」「好きだな」と気づいてからは、仕事に対する楽しさや前向きな気持ちもより強くなりました。
ご自宅への訪問では、ご本人の希望をじっくり伺いながら、それを実現できるようなケアプランを一緒に考えていきます。利用者様が「こういうふうに過ごしたい」と思いを話してくださることで、「じゃあ、どう支援していこうか」「どう関わっていこうか」と考える時間が、私にとってはとてもやりがいのある大切な時間です。
現在の部署に異動してからは半年ほどしか経っていませんが、まだまだ学ぶことは多く、自分にとってはまさに成長の途中です。そんな中でも、訪問先で利用者様の笑顔を見られたり、「ありがとう」と言っていただけたりすることが、本当に励みになりますし、「この仕事を選んでよかった」と心から思える瞬間です。
職場の雰囲気もとても良くて、分からないことがあってもすぐに相談しやすい環境が整っています。経験の浅い部署にいても、まわりの職員の皆さんがあたたかくサポートしてくれるので、非常に助けられています。職員同士のコミュニケーションも円滑で、人間関係が良好なことも、この職場の大きな魅力だと思います。
もちろん、仕事の中では大変なことや悩むこともたくさんあります。でも、利用者様のお話をしっかり聞き、その思いを受け止めることこそが、介護の出発点であり、本質だと感じています。

介護業界をより良いものにしていくためには、若い世代の力が欠かせない

これからの介護業界をより良いものにしていくためには、若い世代の力が欠かせないと感じています。明るく、柔軟な発想を持った若い方が増えることで、この世界ももっと活気に満ちた明るい場所になると思います。もし少しでも関心がある方がいれば、ぜひ一緒にこの仕事にチャレンジしていただきたいです。