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利用者さんに対する温かい対応を間近で見て 「ここでなら安心して働ける」と強く感じました

一番自然体で、あたたかさを感じられる場所

私は現在、お食事の介助やお風呂のお手伝いなどを中心に、利用者さんの日常生活を支える仕事をしています。もともとお年寄りの方がとても好きで、小さな頃から祖父母と過ごす時間が好きだったこともあり、自然と「高齢の方と関われる仕事がしたい」と思うようになりました。ただお世話をするのではなく、お話をしたり、笑い合ったり、一緒に楽しい時間を過ごしたいという気持ちが強くて、福祉の仕事を選びました。
実際に働いてみて、「ありがとう」と言っていただける瞬間や、利用者さんの笑顔を見るたびに、この仕事の素晴らしさを実感します。たとえば、お誕生日のお祝いでケーキをお渡しし、みんなでお祝いの歌を歌った時、涙を流して喜んでくださった利用者さんがいました。その姿を見て、こちらも胸がいっぱいになって涙が出そうになるくらい感動しました。そんな心に残る瞬間が、この仕事にはたくさんあります。
この仕事に就いて、今年で8年目になります。私は、学生時代にこの施設で実習をさせていただいたことがきっかけで、卒業後そのまま就職しました。実習中に職員さんたちの雰囲気の良さや、利用者さんに対する温かい対応を間近で見て、「ここでなら安心して働ける」と強く感じたのを覚えています。ほかの施設も見学しましたが、やっぱりここが一番自然体で、あたたかさを感じられる場所だったので、迷いなく決めました。

「手伝ってほしいな」と思った時には、すぐに一緒に動いてくれる仲間がいる

この施設の魅力は何といっても、職員同士の仲の良さや、普段からしっかりとコミュニケーションが取れている点だと思います。日々の業務の中で、お互いに自然に声をかけ合い、困っている人がいればすぐに手を差し伸べられるような関係性が築かれていて、とても働きやすい環境です。そうしたチームワークの良さのおかげで、ストレスが少なく、安心して毎日の仕事に集中できるのは本当にありがたいことだと感じています。
また、利用者さんへの声かけもとても丁寧で、いつも思いやりのこもった言葉が自然と交わされています。どんなにいそがしい時でも、相手を思いやる気持ちを忘れずに接している職員ばかりで、その温かい雰囲気が施設全体に広がっています。私自身も、そんな空気の中で働けているからこそ、常に穏やかで優しい気持ちで利用者さんと向き合うことができているのだと思います。
もちろん、業務の中には体力的に大変なこともありますし、バタバタする時もあります。でも、この施設には「みんなで支え合おう」という意識が根づいていて、誰かが困っていたら必ず誰かが声をかけて助けてくれます。「ちょっと手伝ってほしいな」と思った時には、すぐに一緒に動いてくれる仲間がいるので、一人で抱え込む必要がありません。そういう助け合いの風土があるからこそ、大変さよりも安心感や信頼のほうが強く感じられます。

日々関わっていることが、誰かの元気や笑顔につながっている

何よりもこの仕事をしていてやりがいを強く感じる瞬間は、やはり利用者さんの笑顔を見ることができた時です。レクリエーションの時間には、みんなで一緒に歌を歌ったり、ゲームをしたり、簡単な運動をしたりと、楽しい時間を共有することがたくさんあります。そうした中で、利用者さんが心から楽しそうに笑ってくださる姿を見ると、「この仕事を選んで本当に良かった」と心から思えます。自分が日々関わっていることが、誰かの元気や笑顔につながっていると感じられること。それは、この仕事における何よりも大きな喜びであり、明日へのやる気や励みになる原動力だと実感しています。