最初に驚いたのは 若い職員の方たちが本当に笑顔で やさしく高齢者の方々と接している姿でした

日々の積み重ねが、「今日もいい一日だったな」と思える幸せにつながっています
私は40歳を過ぎてから、「老人ホームってどんな場所なんだろう?」という素朴な興味から、この仕事を始めました。両親も高齢になり、自分自身も年を重ねる中で、テレビで見る老人ホームと、実際の現場はどう違うのか気になったのがきっかけです。
最初に驚いたのは、若い職員の方たちが本当に笑顔で、やさしく高齢者の方々と接している姿でした。その光景を見て、「自分にはできるかな」と思うと同時に、すごく感動しました。今では私もこの仕事を始めて18年ほどになりますが、自分より年下の方の中にも、経験豊富で頼もしい職員がたくさんいます。
今も変わらず、若い方から教わることはたくさんありますし、その柔軟さや考え方に刺激を受ける毎日です。高齢者の方と関わることで、自分自身の心や知識、人としての深みが自然と育まれてきたように感じます。
この仕事は、ただ支援するのではなく、「一緒に生活を共にする」という感覚があります。高齢者の方と一日を共に過ごし、同じ目線に立ち、同じ気持ちで、同じように感じながら時間を過ごしていく——それはとても貴重な体験です。
私たちが「助けている」という気持ちもある一方で、「ありがとう」と言っていただけることで、逆に幸せをもらっていると感じる瞬間がたくさんあります。そういう日々の積み重ねが、「今日もいい一日だったな」と思える幸せにつながっています。この仕事を選んで、本当に良かったと思っています。

この仕事に就いている人は、みんな心のあたたかい人ばかりです
一日の流れとしては、利用者様の食事や排泄のお手伝いをしたり、一緒に笑い合ったりしながら、日常を共有しています。もちろん、いつも理想通りにできるわけではなく、自分のことを優先してしまい、反省することもありますが、それでもできる限り寄り添って、一緒に生活していきたいという思いを持ち続けています。
どの仕事にも大変な部分はあると思いますが、介護の仕事も例外ではありません。肉体的にきつい場面もありますし、重労働に感じることもあります。でも、それを「プラス」に捉えることができれば、その大変さは次第に軽くなっていくように思います。
もし介護に興味を持ったら、悩む前にまず一歩踏み出してみてほしいと思います。実際に始めてみて、そこで悩んだっていいんです。私自身、若い方たちから多くを教わってきたように、誰かが必ず支えてくれます。だから、まずは興味を持ったその瞬間を大切にして、勇気を出して一歩進んでみてください。
私は今までこの職場から離れたことはありませんが、研修などで他の施設に行かせていただく機会もありました。学びの場を共有する中で、他の施設の若い方たちも本当にやさしくて一生懸命な方ばかりでした。
この仕事に就いている人は、若い方も年配の方も関係なく、みんな心のあたたかい人ばかりです。なぜなら、人を相手にする仕事だからこそ、まず「心」がなければできないからです。

働き続けられるのは、やさしい仲間に囲まれているから
もしこの仕事に興味を持っている若い方がいらっしゃったら、ぜひ一度飛び込んでみてほしいと思います。私のように年齢を重ねても、こうして現場で働き続けられるのは、やさしい仲間に囲まれているからです。ぜひ、多くの方にこの仕事を選んでいただきたい。心からそう願っています。

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