新人の声にも理解があり 成長しやすい環境が整っている

「生活を守る」ことは、生きることを支えるという責任の重い仕事
私は現在、「特別養護老人ホーム ゆうあい」で介護職員として働いています。主な仕事は、利用者様の食事・入浴・排泄の3大介助を中心に、レクリエーションなども通じて、日常生活全体をより快適に過ごしていただくための支援を行っています。
この仕事は一見、日常の延長のように見えるかもしれませんが、実際には命に関わる場面も少なくありません。たとえば食事形態がその方の身体状態に合っていなければ、窒息のリスクがあり、最悪の場合命を落とすこともあります。入浴中でも体温が上がりすぎれば血圧に影響を与えるなど、細心の注意が求められます。まさに「生活を守る」ことは、生きることを支えるという責任の重い仕事です。
もちろん、そうした緊張感のある現場の中にもやりがいや楽しさがあります。毎日が試行錯誤の連続で、うまくいかないことも多いですが、その中で新しい工夫が利用者様にとって良い結果につながったときの喜びは大きなものです。介護の仕事にはまだまだ伸びしろがあると感じています。経験や知識を重ねることで、より良い支援ができる可能性を感じながら働いています。
介護という仕事に興味を持ったきっかけは、中学3年生から高校1年生の春休み、当時起きた東日本大震災でした。テレビで映し出される被災地の映像を見ながら、「道具がなくても人のためにできる仕事ってなんだろう?」と真剣に考えました。美容師も候補でしたが、道具が流されたら何もできないのではと考え、「自分の体一つで人の役に立てる仕事」を模索する中で、介護に出会いました。その後、介護専門学校を紹介され、本格的に学び始めました。

「ゆうあい」を訪れた際に職員の方々と会話して
「ここなら働きやすそうだ」と直感しました
介護の仕事を経験した後、一度は他業種に転職しましたが、再び介護の道に戻ることを決めました。就職先を探す中で、いくつかの介護施設を面接し、「ゆうあい」を訪れた際に職員の方々と会話して、「ここなら働きやすそうだ」と直感しました。堅苦しくなく、自然体で話せたのが印象的で、ここに決めました。
ここは従来型の施設で、私が以前勤めていた職場も同じく従来型だったため、その点でも馴染みやすかったです。現在、勤続4年と5ヶ月になります。
最初の1~2年は、正直あまり記憶がないくらい、覚えることで精一杯でした。ミスも多く、自信もなく、がむしゃらに働いていた時期でした。それでも諦めずに続けるうちに仕事に慣れ、徐々に楽しさや達成感を感じられるようになりました。
今では上司に提案をしたり、自分のやりたいことを相談したりできるようになり、ただ教えられる側から、意見を出し合える立場へと成長しました。職場も「出る杭は打たれる」ような雰囲気はなく、意見交換が活発で、風通しのよい職場です。私が所属する3階フロアは、勤務歴20年以上の大ベテランから、今年入職したばかりの新卒スタッフまで、幅広い年代の職員が協力し合って働いています。新人が「この方法、もっと良くできるんじゃないかな?」と思ったときでも、ベテランが長年の経験を元に理由を説明してくれるなど、納得感のあるやりとりができます。だからこそ、新人の声にも理解があり、成長しやすい環境が整っていると感じています。

「介護ってなんだろう?」という気持ちをきっかけに、その答えを見つけてみてください
若い皆さんは「介護って何?」というレベルで構いません。何も知らなくて大丈夫です。むしろ、そうした純粋な気持ちでこの世界を見に来てほしいです。そして、実際に施設で高齢者と関わる中で、「介護って人と深く関われる仕事なんだ」「やりがいがあるんだ」と感じてもらえたら嬉しいです。
私たちも、若い世代の皆さんと一緒に働きながら学び合い、育ち合える環境を作っていきたいと思っています。「介護ってなんだろう?」という気持ちをきっかけに、ぜひ一度、「ゆうあい」でその答えを見つけてみてください。

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